健康

体のバランスを整える!漢方の効果とは

体のバランスを整える!漢方の効果とは

日常生活において、咳やくしゃみ、寒気など何らかの体の不調を感じたときにはまず病院へいき、医師の診察を持って適切な薬を処方してもらうことになりますが、その他に「漢方」というものがあります。

多くの方が耳にしたことはあっても、詳しいことはあまりご存じないのではないでしょうか。そこで今回は漢方について、種類や効果などをご紹介いたします。

漢方とは

漢方というのは、日本の伝統的な医学です。もともと中国より伝わってきたもので、当初はそのまま受け入れる形でしたが、日本独自の気候や日本人の体に合ったものへと徐々に発展していき、定着したというわけです。「漢方」という名前の由来ですが、江戸時代の末期にオランダの医学である「蘭方」というものが日本へと伝わり、それに対して呼ばれるようになったと言われています。

あまり知られていないことかもしれませんが、漢方と漢方薬は似て非なるものです。漢方というのは医学そのものを指しているため、鍼灸施術や食の養生など広い意味で使用されますが、漢方薬というのは漢方医学に基づいて処方される医療品のことなのです。

漢方の考え方の特徴として「病気ではなく、症状または病人をみる」というものがあります。病院などで行われている通常の医学ですと、病気そのものを特定し適切な処置をするというものになりますが、漢方の場合には病気だけに注目するのではなく、人それぞれ違いの出る症状や病人の状態を重視するというものです。これにより体全体のバランスを見直し、整えるのです。

漢方薬の効果

気になるのは漢方薬の効果です。一般的なイメージとしては、病院で処方される薬と比べて効果が出るまでに時間がかかり、長期的に飲み続けなければならないというものでしょう。たしかに、漢方の考え方として体のバランスを見直して整えるというものがありますので、そうした側面があることは事実です。体質改善は直ぐにできることではありませんし、慢性的な症状に関しても同様です。一方で、風邪や胃腸に関係する急性の症状などの一部のものに関しては、即効性のある漢方薬も存在しているのです。

その効き目の違いは一体何かというと、「症状をみているため」ということになります。症状に合わせてその効果を発揮するのが漢方薬ですので、風邪などのように即効性が求められる場合には効き目が早く、慢性的な症状であればじわじわと体全体へ染み渡らせるかのように効いていくというわけです。

また、大抵の場合、体の不調の原因には食生活も関わっていますので、バランスを整えるために食生活を見直すことができていれば、漢方薬の効き目も変わります。漢方薬の効き目が遅いと感じる方の中には薬の効果だけに頼ってしまい、食生活などはそのまま改善をしていないという場合が多い傾向にあるのです。根本治療をするのであれば、食生活などの生活習慣の改善も欠かせない要素の一つとなりますので、漢方薬を特効薬かのように頼りきりになってしまわないようにする必要があると言えます。

漢方薬の種類

漢方薬の原料となる生薬ですが、非常に多くの種類が存在しています。それぞれの原料には特徴があり、症状に作用する効果が秘められているのです。そこで代表的な原料の種類をご紹介しましょう。

菊花(きっか)

キク科に属している花の一種です。漢方薬の原料となるのは食用である「リョウリギク」で、乾燥させた上で使用します。主に消炎や鎮痛作用があり、効果的な症状としてはめまいや咳止め、腰痛や耳鳴りがあげられます。

山椒(さんしょう)

ミカン科に属する落葉木のことで、漢方薬の原料として使用されるのは樹皮や果皮となります。含まれている成分により、整腸作用があり、冷えやガスの停滞による腹痛にも効果的です。また、健胃や利用作用もありますので、食欲不振や胃炎の改善にも用いられます。

山梔子(さんしし)

アカネ科に属するクチナシの果実のことです。おせち料理に含まれている栗きんとんの着色に用いられていることでも有名です。消炎や鎮痛の効果がありますので、のぼせなどの熱症状をはじめ、不眠やイライラの解消のために用いられています。

人参(にんじん)

人参といっても料理などで使用されるものとは異なるもので、漢方における人参というのは「朝鮮人参」などの薬用の種類です。ウコギ科のニンジンの根のことで、主に滋養強壮作用があります。胃腸全般に対して効果的でもありますので、胃腸の弱さや下痢、腹痛や胃痛を含む胃炎などにも非常に効果的です。

膠飴(こうい)

普段は全く耳にすることのないものかと想いますが、膠飴というのは蒸したお米を麦芽によって糖化させたもののことです。滋養強壮作用があり、気力や体力の回復をはじめとして、咳や痰を止める効果もあります。

未病という段階について

「未病」というものをご存知でしょうか?簡単にいえば、病気とは言えないもののたしかに症状が出ている状態のことを指します。西洋医学においては、診察によって症状の原因を特定した上で、薬などによってピンポイントで治療に当たりますが、原因が特定されない病名のない状態に関してはアプローチが難しいという面があります。

漢方ではそんなはっきりとしていない未病の状態であっても、症状へのアプローチを行う事ができるというのが大きな特徴でもあるのです。原因不明で症状は出ているといった場合などに漢方はうってつけと言えるでしょう。

まとめ

漢方の効果ですが、症状によって効き目に違いがあります。西洋医学における薬に関しても同様ですが、長期的にじわじわと効き目が出るものもあれば、服用してすぐに効果を実感することができるケースもあるのです。「金時堂 須賀薬局」では漢方薬に関しても取り扱っておりますので、お気軽にお越しください。症状に応じて相談薬局としてサポートさせていただきます。

気になる自分の健康…守るためのポイントを解説

 

気になる自分の健康…守るためのポイントを解説

現代は忙しい社会です。子どもから大人まで、誰もがみな、勉強だとか仕事だとか、家事だとかに追いかけられている、そんな毎日ではないでしょうか。そんなとき、ふと自分の健康が気になります。最近ちょっと疲れ気味だなとか、寝付けないなとか、食事が喉を通らないなど、人それぞれ感じることは違うと思いますが、病気だとは言えないけれど、なにか身体の調子が悪いことが続くようなことも多いでしょう。

自分の健康が気になったとき、あなたならどうしますか。この記事では、健康を管理する上で大切なポイントを紹介していきたいと思います。

自分の健康は自分で守る

社会人だけでなく、いまや学生や子どもたちも、多少体の具合が悪いぐらいでは、簡単に休むことができません。頭が痛くて仕方がないのに、にこやかにお客さんに対応しなければいけなかったり、熱でぼうっとしているのに、学校や塾で遅くまで勉強をしなければいけなかったり、現代の人たちは、苦しみながらも仕事や勉強に追われています。

しかし、体調が悪いのに無理をすることは、自分が苦しいだけでなく、仕事や勉強の質も落ちてしまいます。自分でできる範囲で、最大限健康に気を配るのは、現代人の基本かもしれません。

「食事」「運動」「睡眠」は、誰もがまず頭に浮かべる健康の基本ですが、意外としっかり管理できていないものです。まずはこの3つに重点を置いて、健康管理のポイントをチェックしてみましょう。

食事

健康管理の上で、まず基本となるのが食事です。食事で大切なことは、3食しっかり食べることと、栄養バランスが取れた食事をすることです。しかし、いろいろな食べ物があるなかで、何を食べたら良いのかわからないという人も多いでしょう。そんなときは、まず毎日の食事内容を振り返ることから始めてください。

たとえば、一週間の食事を記録して、自分がなにをどのくらい食べているのか確認してみてください。そうすると、肉が好きで毎日肉ばかり食べていたとか、甘いものが好きで甘いものばかり食べていたとか、自分の食事の傾向がわかるようになります。肉ばかり食べていた人は、魚も食べるようにする、甘いものばかり食べていた人は、食べる量を減らす、野菜が嫌いであまり食べていなかった人は、野菜を食べる量を増やすようにする、といったように、食生活の改善を行うことができます。

自分の食生活を把握できるようになったら、次は「主食」「主菜」「副菜」の3つを意識して、毎日の献立を考えるようにすると良いでしょう。主食は、米や麺類など、身体を動かすエネルギーとなる炭水化物のことです。主菜は、肉や魚など、タンパク質や脂質を供給してくれます。副菜は野菜中心の料理のことで、ビタミンやミネラル、食物繊維など、身体の調子を整えるのに重要な要素を供給します。まずは、この3つを中心にすることで、バランスのとれた食生活をはじめることができるでしょう。

運動

運動不足になっている方の代表は、デスクワークの会社員の方でしょう。狭い椅子に一日中座り続けて仕事をしているので、腰痛や肩こりなどに悩まされている方も多いと思います。他にも、受験勉強で忙しい学生の方も、身体を動かすことが少ないので、運動不足気味ではないでしょうか。

運動することが苦手、と言う方も多いと思います。しかし、運動不足は生活習慣病の原因になりかねません。まだ、若いからといって、甘く考えていると、将来的に困ることになるでしょう。

運動嫌いな方が、健康のために毎日走ったり、毎日泳いだりする、ということは理想であっても、現実的には難しいでしょう。まずは、週に2、3回からでも身体を動かす習慣を身につけましょう。時間がない方は、1日15分程度身体を動かすだけでもかまいません。

また、電車を途中下車して最寄りの駅から一駅分歩いたり、エレベーターやエスカレーターを利用せずに、階段で上り下りしたりするなど、日頃の生活から身体を動かすことを心がけるだけでも、運動量を増やすことができます。生活の中でいかに工夫して身体を動かす癖を付けるかが重要です。

睡眠

食事や運動とともに、日々健康的に暮らすために重要なのが睡眠です。忙しいからといって寝不足の状態が続くと、集中力や記憶力の低下をまねき、仕事や勉強にも影響が出てしまいます。

まとまった睡眠時間を確保することも重要ですが、同時に重要なのが睡眠の質です。

最近は、寝る前にスマホを見る方も多いと思いますが、質の高い睡眠をとるためには、寝る前の強い光はよくありません。スマホやパソコンから出ているブルーライトは、睡眠の質に直接影響をおよぼすと言われていますので、寝る1時間くらい前からスマホなどを見ることははやめましょう。

寝ても疲れがとれないという方は、部屋の温度を調節したり、ゆったりした服を着て寝たり、ちょっとした工夫をすることで、睡眠の質を改善することができます。また、なかなか寝付けないと言った方の場合は、寝る前の行動に気をつけることで、睡眠リズムが良くなるかもしれません。早めに食事を取ったり、入浴したりして、身体を寝る体制に持って行くよう努力しましょう。

まとめ

自分の健康が気になったら、まずは自分自身の生活を見直すところから始めましょう。生活リズムの乱れは、身体の不調をまねく原因です。では、健康について気になったときに、誰に相談したらいいのでしょうか。

薬局は本来、身近な健康相談ができる場所です。健康サポートに必要な専門知識を習得した薬剤師が、相談に応じてくれます。病院などの医療機関にかかるほどのことでなければ、まずは薬局に相談すれば、あなたの健康のことについて、いろいろと教えてくれるでしょう。

「金時堂 須賀薬局」は、昔ながらの相談薬局として、薬を通し、皆様に喜び・幸せ・癒し・笑顔を伝える薬局を目指しています。健康の事で気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

「食欲がない…」その原因と対処法を教えます

「食欲がない…」その原因と対処法を教えます

「食」というのは人間が生活していくうえで基本となる大切なものです。食べることが出来なくなると、身体にはさまざまな悪影響が及ぼされます。なんとなく感じている食欲不振が、じつは大きな病気のサインなんてことも。

そんな食欲不振についての知識を正しく身に付け、健康的な生活を送れるようにしましょう。

「食欲不振」はどんな症状?

「最近、食欲がない…」とか「好きな食べ物でも、食べたいと思わなくなった」などといった自覚がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?そのような時「年を取ったから」と加齢をその原因としてしまったり、疲れや暑さで食欲がないとしてしまったりする場合がありますが、じつは加齢とは別の症状が原因の場合もあるのです。

その症状とは「食欲不振」。食べたい気持ちはあるのに箸がすすまなかったり、食べたい気持ちが起こらなかったりといったものが食欲不振にあたります。食欲不振は疲れや暑さといった一時的な原因のものと違い、放置しておいても治らないことが多くあります。そして、それはやがて身体にさまざまな悪影響を及ぼすことになるのです。

食欲不振が身体にもたらす悪影響

食欲不振が長引くと身体にさまざまな悪影響が及ぼされます。栄養バランスが崩れることによる免疫力の低下や疲労回復度の低下といった身体的なものから、集中力・思考力の低下、イラつきの原因といった脳内的なものまでいろいろな悪影響を及ぼすのです。

「ただ食欲がないだけ…」じゃない、いろいろな病気の可能性も

食欲不振を感じ始めた方の多くが、「ただ食欲がないだけで、その他の不調はない」という状態でしょう。じつはその状態は、あらゆる恐ろしい病気の前兆の可能性があるのです。そしてそれは食欲不振の現れ方によっても異なってきます。

急に食欲がなくなる場合

「少し前まで食べられていたけど、急に食欲がなくなった」といった場合、急性の病気の可能性があります。疑われるものとしては「急性胃炎」がまずあげられます。また、ウイルス性の急性胃腸炎にかかっている場合もあります。

徐々に食欲がなくなる場合

だんだんと食欲不振になっている場合には、さまざまな原因が考えられます。主な原因になるのは食道や胃・腸といった食べた物が直接通るような場所の病気です。食道がん、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎といった病気の可能性があります。

また、肝臓や膵臓などの消化器の病気や腎臓・心臓・呼吸器系の病気の可能性も考えられるのです。

食欲を復活させるための方法

以上のように食欲不振はさまざまなことが原因となっており、もたらす影響も悪いものばかりです。

そのような状態を回避するためには、根本的に病気にならないことがあげられますが、そのために大切なのは毎日の食生活を整えることや身体に活力を与えることです。では食生活を整え身体に活力を与えるにはどのような方法があるのかを見ていきます。

腸内環境を整える

食欲がなくなってしまっている時には、腸内環境のバランスが乱れていることが多くあります。腸内環境が乱れる大きな原因は、腸内細菌の乱れが挙げられます。

腸内には善玉菌・悪玉菌、そして日和見菌(ひよりみきん)という3つの菌が常在しています。この3つの菌は、「善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%」のバランスになっているのが理想的な状態です。これらの腸内細菌のバランスが崩れ善玉菌が減って悪玉菌が増えると、腸内環境が崩れてしまうのです。

腸内環境を整えるためにはバランスの良い食生活を心掛けることが大切で、特に善玉菌を増やすような食べ物を積極的に摂取するのが良いでしょう。具体的にはヨーグルトやチーズ、納豆、ぬか漬けといったものが効果的です。

疲労やストレスを溜めない

日々の疲れやストレスを溜めずにその都度解消することも、食欲を復活させるためには有効な手段となります。そのためにはしっかりと休養や睡眠をとることが大切です。軽めの運動や適度な入浴も効果的となります。

ビタミン剤や漢方を摂取する

食欲をアップさせるビタミン剤や漢方の摂取は非常に効果的です。特に身体への負担の少ない漢方を摂取するのがおすすめです。

食欲復活に効果的な漢方・ビタミン剤とは?

ではここで疲労を回復するための効果的な方法や、腸内環境を整えたり食欲をアップさせたりするために有効な漢方やビタミン剤を紹介していきます。

疲労回復に有効なミトコンドリアの活性化が出来る「若甦」

疲労を素早く回復させるためには、身体の中で疲労回復を司る細胞である「ミトコンドリア」の活性化が重要です。そのミトコンドリアを活性化させるために重要なのはビタミンB群。そして、そのビタミンB群を多く配合している漢方薬が「若甦」です。

若甦は高麗人参やニンニク有効成分のオキソチアミンを主成分とした漢方薬で、疲労回復だけでなく滋養強壮や体力増進にも効果的です。ビタミンB群だけでなく、ビタミンEやニコチン酸アミドといった栄養素も配合されています。

栄養補給ならこれ!「レバコール」

栄養補給に効果的な各栄養素が含まれているのが「レバコール」です。ビタミンB1・B2・B12やタウリン、グルクロノラクトンといった豊富な栄養素を含んでいるのが特徴です。発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給にも効果的となっています。

まとめ

食欲がないといった症状がでている場合、加齢や暑さといった季節的要因もありますが、疲れやストレスの蓄積といったものが原因になっていることが多いです。
それらに効果的なのは体内のミトコンドリアを活性化させることです。そしてそのために有効な漢方薬「若甦」や「レバノール」を摂取するのがおすすめです。

静岡県裾野市にあります「金時堂 須賀薬局」では、若甦やレバノールをはじめとして各種の漢方薬やビタミン剤を取り扱っております。ぜひご利用ください。

日常生活で起こる皮膚トラブルとは?皮膚トラブルを抑える方法について

日常生活で起こる皮膚トラブルとは?皮膚トラブルを抑える方法について

日常生活を送っている上で、手などの皮膚は酷使されやすいです。あかぎれや水ぶくれ、湿疹などの症状があらわれることは珍しくありません。皮膚に起こりやすいトラブルには、かぶれやあせもなども含まれます。

この記事では、皮膚に起こりやすいトラブルの症状や病気、トラブルを抑える方法についてご紹介します。

皮膚にトラブルが起こる症状とは

皮膚トラブルは、かぶれやじんましんなど、さまざまな症状を引き起こします。皮膚がトラブルを起こす原因は、主に外側から受ける刺激に皮膚が負けてしまっていることが挙げられます。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。外側にある表皮が最も外側の刺激を受けやすく、ほこりやウイルスなどから身体を守っています。身体の外側からくる刺激から皮膚を保護するためには、皮膚のバリア機能が正常でなければなりません。

バリア機能が正常に働かないと、手のひらのあかぎれや水ぶくれといったトラブルを引き起こします。特に水場で作業している方は、手が乾燥しやすいため、皮膚トラブルに見舞われる機会も多くなります。

皮膚トラブルのしくみ

皮膚トラブルは、皮膚に侵入した細菌が原因で起こります。表皮をすり抜けた細菌は、その下の真皮を攻撃し始めるのです。身体は細菌を排除するために、細胞が活発に動き出します。このときに生じる身体の働きで炎症が起こります。

アレルギー反応も同様のしくみですが、身体が敏感に反応してしまうので、通常の肌トラブルよりも強い炎症が起こります。

「かぶれ」と「じんましん」はしくみが異なる

かぶれやじんましんによる皮膚トラブルは、皮膚から細菌が入る炎症とはしくみが異なります。かぶれの場合は、肌に物質が接触したときに炎症が起こり、じんましんは特定の食品や薬を体内外に入れることで炎症が起こります。

皮膚に関する病気について

皮膚のトラブルは、悪化するとさまざまな病気を引き起こします。皮膚はアレルギーを持っていることもあるため、特定のものに触れると病気を引き起こす可能性があります。

接触皮膚炎の特徴

接触皮膚炎とは、かぶれのことをいいます。強い刺激を受けることで、痛みやかゆみ、腫れなどの症状を引き起こします。人によっては水ぶくれができることもあり、日常生活が困難になる恐れもあります。

かぶれを起こす原因として知られているのは、酸やアルカリといった化学物質との接触です。誰にでも起こりうる症状で、美容院でのパーマ液やシャンプーによって引き起こされることもあります。

じんましんの特徴

じんましんは、身体が腫れあがって強いかゆみを発します。急性じんましんの場合は、4週間程度かゆみや腫れが生じます。喉などのやわらかい皮膚の部分にも発症しやすいため、息がしづらくなることもあります。慢性じんましんの場合は、4週間以上のかゆみと腫れが続きます。

じんましんは薬や食品などから起こることが多いですが、ストレスや寒暖差によっても起こります。ひとつには絞れないものなので、慢性じんましんが起こりやすい方は、できる限り原因を追求することが大切です。

トラブルを抑える方法とは?

皮膚にトラブルが起こったら、病院での受診をオススメします。トラブルが起こる原因が分かっている場合は、薬などを取り入れたセルフケアを行いましょう。慢性的に皮膚のトラブルに悩んでいる方は、どのような時期に肌荒れが起こりやすいのかを明確にします。

市販薬でも上手に使えば、悪化するタイミングを未然に防ぐことができます。皮膚のトラブルにかゆみが生じることも多く、かゆいところをついかいてしまう方もいるはずです。我慢できなければ化膿する原因にもなるので、炎症やかゆみを抑えられる薬を使用してみてください。

炎症やアレルギー反応が起きた場合は、ステロイド成分が配合されている薬の使用をオススメします。ステロイドは、免疫反応を抑える効果が期待されています。アレルギーは過剰な免疫反応が原因なので、炎症を和らげられる可能性があります。

また、細菌による炎症の場合は、抗生物質の含まれた薬がオススメです。抗ヒスタミン薬であれば、かゆみを抑える効果が期待できます。

皮膚トラブルに効果が期待できる薬

皮膚が炎症を起こし、肌が荒れてきたら、市販薬で様子をみるのもひとつの手です。皮膚トラブルに効果が期待できる成分は、ステロイドや、抗ヒスタミン成分が良いでしょう。小さな子どもや皮膚の弱い部分に炎症ができた場合は、ステロイド成分の含まれていないものがオススメです。

薬局で薬を購入する際は、薬剤師に相談してみましょう。皮膚のトラブルにはさまざまな種類や症状があるので、独自の判断で購入すると効き目を実感できない可能性があります。一度相談し、どの成分が症状と合っているのかを把握することも大切です。

まとめ

皮膚トラブルは、細菌が皮膚の中に侵入してきた際に起こります。腫れやかゆみ、あかみなどの症状を引き起こすので、日常生活に支障をきたすかもしれません。トラブルの原因が分かっているのであれば、市販薬などで様子をみるのもひとつの手です。

「金時堂 須賀薬局」では、お客様に合った薬や漢方薬を提案しています。症状が軽い場合であっても、後から重症化することも考えられます。そうなる前に、まずはお気軽にお問い合わせください。

飲み合わせが悪いとどうなる?薬とサプリメントの飲み合わせについて

飲み合わせが悪いとどうなる?薬とサプリメントの飲み合わせについて

近年では、足りない栄養を補うために、サプリメントを飲んでいる方が多いです。健康に気を遣う方が増えた反面で、薬との併用方法が問題視されています。薬の飲み合わせを考える方は多いですが、サプリメントとの飲み合わせについて考える方が少ないことが原因です。

この記事では、サプリメントとの飲み合わせが悪いことで現れる、トラブルについてご紹介します。また、気を付けた方がよい飲み合わせについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

薬とサプリメントは違うの?

薬とサプリメントは形状も似ていることから、同じものと考える方も少なくありません。しかし、薬は一般的に薬剤師が販売するか、お医者さんからの処方箋がないと購入することはできません。

一方でサプリメントはドラッグストアや、最近ではコンビニエンスストアでも購入できます。サプリメントは、ビタミンなどの足りない成分を補うためのものです。栄養補助食品として販売されており、薬とは異なるものとなります。

薬は病気などにかかった際に服用したり、患部に塗布したりして使用します。これによって身体の不調を改善させる効果が期待でき、即効性があります。また、薬にはどのような効果があるかを記載することが可能です。

サプリメントは、病気を改善させるものではなく、予防する目的で利用されます。身体に足りない栄養素を取り入れ、免疫力向上をはかります。目に見えた即効性もなく、栄養補助食品のため効果などは記載されていません。

飲み合わせが悪いと現れるトラブル

薬は飲み合わせが悪いと、さまざまなトラブルが発生します。たとえば、牛乳で抗生物質を含む薬を飲んだ場合、カルシウムと薬が結合するため十分な効果を得られません。牛乳だけではなく、カルシウムが含まれた飲み物は、薬を飲むことに適さないことを知っておきましょう。

薬とサプリメントで同じ成分が含まれていた場合、薬の効果が強くなることがあります。薬の効果が強くなることで、病気などが早く改善されるわけではありません。副作用が大きく現れることもあり、結果としてさらに辛い症状が現れることもあります。

また、肝臓に取り込まれたサプリメントの成分は、形を変えて別の物質に変わることがあります。この物質の変化によって、薬の効果が薄まることもあります。飲み合わせが悪いと、良い効果がなくなるだけではなく、効きすぎによる身体の負担も考えられます。

気を付けるべき飲み合わせ

サプリメントを多く摂取し、さらに薬を飲むことで、上記で挙げたようなトラブルが起こる可能性が高まります。サプリメントの中には「安全」や「ナチュラル食品」として販売されているものもあり、無意識に安全であると考えている方も多いです。

サプリメントを服用し、さらに薬をドラッグストアや病院でもらう際は、どのようなサプリメントを服用しているのかを報告することが大切です。

降圧薬とセサミンの飲み合わせ

セサミンは主に、ゴマなどに含まれている成分です。アンチエイジングなどの効果があり、サプリメントとして服用している方もいます。しかしセサミンは血圧を低下させる効果があるといわれています。

降圧薬と併用してしまうと薬の効果が強くなり、血圧を下げすぎてしまう可能性があります。降圧薬は種類も豊富で、主にヒドロクロロチアジドやフロセミド、エナラプリルマレイン酸塩などが代表的です。

糖尿病の治療薬とDHAの飲み合わせ

DHAはドコサヘキサエン酸の略称で、魚に含まれている成分です。魚の摂取不足の方がサプリメントとして服用しており、主に中性脂肪や動脈硬化予防が期待できる成分です。しかし、血糖値を上昇させる効果もあるため、糖尿病治療薬と相性が良くありません。

この2つを併用することで、薬の効果を薄める可能性があります。DHAのサプリメントを服用しながら治療を行う場合は、治療薬の用量が調節されます。かかりつけ医にはサプリメントの服用について報告することが大切です。

てんかん薬と葉酸の飲み合わせ

葉酸は、水溶性ビタミンB群に含まれています。妊娠期に必要な成分のひとつで、女性の多くがサプリメントで服用しています。動脈硬化性疾患などを抑制する効果が期待されていますが、てんかん薬に含まれている成分を分解してしまう恐れがあります。

てんかんは、けいれんや発作が起こる危険な病気のため、葉酸と服用することは控えたほうが良いでしょう。てんかんの薬に含まれている成分は、プリミドンとホスフェニトインナトリウム水和物が代表的です。

まとめ

薬は病気などの症状を改善する効果が期待できますが、サプリメントは健康補助食品のひとつとして分類されています。しかし、サプリメントは身体に必要な成分を凝縮したものなので、薬との飲み合わせが悪いと、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

薬とサプリメントを併用する際は、かかりつけ医に相談して飲み合わせを考えてもらう必要があります。「金時堂 須賀薬局」は、漢方薬を中心とした薬の販売を行っています。一般的なドラッグストアとは違い、相談してお客様に合った薬を提案します。

サプリメントと併用して薬を服用したい方も、まずはお気軽にご相談ください。

薬が合わないと感じる症状は副作用が原因!上手な薬との付き合い方

薬が合わないと感じる症状は副作用が原因!上手な薬との付き合い方

風邪などの症状で薬を飲んだとき、いつもと感覚が違うと感じた方もいるのではないでしょうか。通常であれば、薬を飲んだあと安静にしていれば、次第に症状が和らいでいきます。しかし、薬と合わないときは症状が和らぐことなく、最悪の場合さらに状況が悪化します。

この記事では、薬が合わないと感じたときに起こる「副作用」と、上手な薬との向き合い方について解説します。

薬が合わないと感じるときって?

薬を飲むときは、体に必要な 効果を得られる物を服用します。例えば風邪を引いた際は、鼻水がひどければ鼻水を抑える薬を服用します。このように、体の何かしらの症状を改善させるための薬を選びます。

しかし薬には、良い作用だけではなく副作用がある可能性があります。市販の薬や病院で処方される薬であっても、副作用について記載されていることが多いです。 薬で現れる副作用は、決められた量と回数を厳守することによって安全に飲むことができます。

薬が合わないと感じる方の多くは、子どもと高齢者といわれています。子どもと高齢者は薬の成分を分解する力が少なく、薬の副作用を感じやすい傾向にあります。

薬で現れる副作用とは

薬の副作用はさまざまあり、 眠気が現れることはよく効く副作用のひとつです。また薬によっては、発疹やかゆみなどの症状が現れることもあります。

スティーブンス・ジョンソン症候群について

一般の医薬品を服用した際、皮膚や口内などの粘膜に炎症を起こす副作用が発生する可能性があります。これをスティーブンス・ジョンソン症候群といい、高熱や全身の倦怠感を生じます。

薬による副作用で生じることがほとんどで、最悪の場合皮膚が壊死するなどの症状が現れます。全身に現れる症状としては、高熱や倦怠感以外に、食欲の低下も挙げられます。水疱や眼病を発症する恐れもあります。

眼病にかかった場合、後遺症が残りやすいとされており、早期発見と病院での治療が大切です。

胃腸障害の特徴とは

胃腸障害とは、胃もたれや吐き気などをもよおす症状を指します。薬による副作用で最も多いとされており、抗生物質が粘膜や胃酸に負担を与えやすいことが原因です。よく薬を服用する際の注意書きに、食後に服用することと書かれているのは、胃が空っぽの状態だとこの副作用が起こりやすいためです。

また、牛乳などの飲み物に含まれているカルシウムは、薬の吸収率を下げてしまいます。副作用が現れないようにするためにも、食後に水で服用しましょう。

皮膚障害の特徴とは

抗生物質が含まれる薬を服用すると、皮膚がかゆくなったり乾きやすくなったりします。これを皮膚障害といい、薬の副作用として現れます。皮膚がかゆくなると、どうしても掻いてしまいがちですが、刺激を与えることでさらにかゆみを増します。

皮膚障害はひどくなると、アレルギー反応を起こして湿疹やかぶれを引き起こす可能性もあります。薬疹と呼ばれる症状であり、飲み続けるとさらに悪化していきます。皮膚障害が現れたらただちに薬の服用をやめ、病院で受診してもらいましょう。

薬との付き合い方

薬を服用することによって、風邪や血圧などを改善する効果が期待できます。しかし、薬には副作用も存在するので、薬との付き合い方は常に気を配っておく必要があります。ここでは、薬を安全に飲むための方法についてご紹介します。

薬の副作用一覧を確認する

市販の薬の場合、起こる可能性がある副作用が記載されています。風邪薬などを購入する際、副作用の一覧を確認しない方は少なくありません。しかし、いつどのような症状が現れるか分からないからこそ、起こりうる副作用については確認しておく必要があります。

用法や用量を守って服用する

薬の飲み方は、薬ごとに決められています。多く飲めばより大きな効果が期待できるわけではなく、正しく飲むことで副作用のリスクを緩和できます。また、薬には妊娠中の方や授乳中の方、高齢者赤ちゃんの服用方法が異なる場合もあります。

薬の飲み合わせに気を付ける

薬を複数飲む場合は、飲み合わせにも気を付ける必要があります。薬の組み合わせが悪いと、薬の効果を十分に得ることができなくなります。さらに、飲み合わせによっては吐き気などを催す場合もあるので、使用されている成分などを確認して服用してください。

まとめ

薬が合わないと感じる方の多くが、薬の効果を十分に得られていなかったり、副作用に悩まされたりしています。薬は、風邪などの症状を改善させる効果が期待できる反面、さまざまな副作用を引き起こす可能性もあります。

副作用によっては風邪よりも辛い症状に悩まされることもあるので、薬は用量と用法、タイミングをしっかり確認して飲むことが大切です。副作用を極力引き起こさないためにも、薬との付き合い方を見直してみましょう。

「金時堂 須賀薬局」は、通常の薬局とは違い、相談しながら自分に合った薬を見つけることができます。副作用についても、専門のスタッフがしっかり説明するので、安心して薬を服用できます。どの薬を選べば良いか悩んでいる方は、一度お気軽にご相談ください。

健康寿命が重要!人生100年時代を健康で迎えるための秘訣

健康寿命が重要!人生100年時代を健康で迎えるための秘訣

人生100年時代という新たな人生の考え方が登場したことによって、いかにして健康に生き抜くのかということが重要となっています。その鍵を握るキーワードが「健康寿命」です。

どのようなものなのかご存じない方も多くいらっしゃるかと思いますので、今回は人生100年時代を踏まえた上での健康寿命についてご紹介いたします。

人生100年時代とは

人生100年時代というのは、リンダ・グラッドンとアンドリュー・スコットの2名の教授が「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」という書籍の中で提唱した言葉のことです。日本においては、書籍の発売直後のタイミングで政治家である小泉進次郎が使用したことにより、一般層にも広く浸透したとされています。具体的に何を指している言葉なのかというと、この先の近い将来で人間は100年生きるようになるため、それを見据えた新たな人生設計をする必要があるということになります。

その昔は貧困や飢餓など様々な要因によって平均寿命は50歳前後でしたが、現在に至るまでの間にテクノロジーをはじめ様々な分野がそれぞれ発展を遂げてきたことで飽食の時代となり、寿命の年齢は伸びてきました。100歳を超えることによって、これまで想定されてきた年齢と同じ生き方では様々な面においてうまく行かないことが想定されるため、人生設計そのものを見直さなければならないというわけなのでした。

健康寿命の大切さ

人生設計の見直しで最も重要であるポイントが「健康寿命」です。健康寿命というのは、起床してからの食事や入浴などの動作を自身の力だけで行うことが出来る期間のことです。寿命が100年になった場合に、この健康寿命もできるだけ長くすることによって、自身の力だけで生活をすることができるようになるというわけです。

日本では20歳で成人となり、それからの人生は一人の大人として生きていくことになるわけですが、寿命が100年となるとこれまでと比べて約20年近く伸びることになりますので、その伸びた分の期間をいかにして健康で過ごすのかということが大きな課題となるでしょう。

これまでの寿命で考えた人生設計の場合ですと、60歳前後から介護なり家族などの力を借りなければ生活を維持することが難しくなっていきます。しかし、健康寿命を伸ばすことによって、そのタイミングを先延ばしにすることができるのです。誰かのサポートを受けることなく生活したいというのは誰しもが共通している想いでしょう。そのために考えなければならないのは「いかにして健康寿命を伸ばすのか」ということになるわけです。

健康寿命を伸ばすためにできること

健康寿命は体で決まります。そのため生活習慣病とその予防方法をまずはしっかりと理解することが近道となるのです。そもそも生活習慣病というのは、食や運動習慣をはじめ、睡眠や休息、飲酒や喫煙などの生活習慣が発症や進行に関与する疾患の総称です。具体的には糖尿病や心臓病、高血圧や痛風、十二指腸潰瘍などの疾患が挙げられます。広く捉えると歯周病や肥満に関しても生活習慣病というくくりに入れることができますので、男女問わず誰しもがかかりうる疾患といえます。

そんな生活習慣病を予防する方法ですが、生活習慣を見直すということ以外にありません。仮に現在の生活習慣に問題があり、将来的に生活習慣病を引き起こす恐れがあるということであれば、いきなりすぐ習慣を変えることは難しいかと思いますので、できることから少しずつ変えていくという取り組み方となるでしょう。

食生活に関して言えば、塩分や脂肪の摂取量や食べる量がポイントとなります。そのため、栄養バランスを考えた食事を1日3食しっかりと取るように心がけることが重要です。年齢や身長などを踏まえた適正体重を算出することが可能ですので、その体重を基準とすることで食べすぎないバランスを見極めやすくなるのではないでしょうか。

また、運動を日常生活の中に取り入れることによって、内臓脂肪の減少に期待できます。さらに心肺機能の向上も見込めますので、糖尿病や高血圧のリスクを下げる効果があるのです。職業などによってはなかなか運動をする機会がないという方も少なくありませんので、仕事終わりのジョギングやウォーキング、テレビなどを見ながら簡単に実践できる「ながら運動」など、ストレスなく続けることができる運動から試してみるのも一つの手段ではないでしょうか。

そのほかにも、現代では睡眠不足が慢性的になりつつある傾向が見受けられますが、睡眠の質が良くないことで心筋梗塞などにかかりやすくなってしまう恐れがあるのです。なかなか寝付けないようであれば、睡眠前の軽いストレッチなどによって血液やリンパの流れを促進することで、睡眠時の疲労回復効果を増強させるなどの工夫が大切です。

漢方でバランスを整える事ができる

体のバランスを整えるということに関しては、漢方がとても効果的です。症状に対して作用するというのが漢方の大きな特徴ですので、生活習慣の見直しと並行して、漢方薬の作用によって生活習慣病の原因となりうる肥満などの要素に対しての改善を促していくということが可能となります。

特に生活習慣病であるとはっきりと診断されていないものの、それに近い症状が出始めているという場合には漢方によるアプローチがとても効果的なのです。出ている症状さえはっきりとしていれば、それに作用する漢方薬を取り入れることができますので、早期対策としても非常に役に立ちます。

まとめ

実際のところ人生100年時代が訪れるのかはまだ決まっているわけではありませんが、実際にそのような状況になったときのことを踏まえて今のうちから生活習慣を見直すことをおすすめします。

「金時堂 須賀薬局」では相談薬局として皆様の症状に寄り添い、それに合ったお薬を提供しておりますので、漢方による体のバランスの見直しをご希望でしたら、まずはご相談ください。

疲れが取れない時はどうする?疲労に潜む病気やその対策、おすすめの薬について

疲れが取れない時はどうする?疲労に潜む病気やその対策、おすすめの薬について

身体がなんとなく疲れている、疲れを長く引きずってしまってなかなか取れない、そうした症状に悩まされている人は少なくないのではないでしょうか。身体の疲れが取れないのは、単に睡眠不足と片付けられてしまうことも多くありますが、実はさまざまな根深い問題が暗部に横たわっていることもあります。

今回は、疲れが取れない場合の症状の例や原因として考えられる病気、対策対処法、おすすめの薬までを一挙に紹介していきます。

疲れが取れない・・・「疲労」にはどういった症状がある?

疲れが取れないまま休日を寝潰してしまう、ずっと身体が重くてアクティブに活動できないなど、疲労が生む弊害は思った以上に大きいものです。その厄介な「疲労」、定義から改めて考えてみましょう。

疲労というのは、一般的にいえば「身体が疲れている」「だるさがあり動かすのが億劫な状態」として感覚的に捉えられる傾向にあります。もちろん、疲れというのは感覚的なもので人それぞれ違うものではあります。

具体的に部位がはっきりしている筋骨格系の疲労や、内臓系の疲労は自覚症状もはっきりしていて対処を打ちやすいのですが、「なんとなく身体全体が疲れている気がする」「倦怠感が抜けずずっとだるい状態が続いている」など抽象的な症状も考えられます。

疲れが取れない時、もしかしたらこんな病気かも?

以上のような「疲れが取れない」感覚の原因としては、単純に身体の酷使や睡眠不足によるものとして考えがちであり、特に対処もせず単純に休めば回復するだろうと捉えてしまう人も多くいます。また疲労というのは数値化が難しく感覚的なもので、昔ながらの精神論では「疲れ=弱音や怠け・甘えの現れ」として取られてしまうこともあります。

しかし、この「疲れが取れない」時というのは裏にさまざまな原因が横臥していることが往々にしてあり、通り一遍に「休めば回復する」ようなものではなく、病気がその原因になっていることがあります。

風邪は疲労が原因で起こり、疲労の原因にもなる

例えば「感冒症」、いわゆる風邪はよくある原因の一つです。これはウイルス性の感冒による諸症状が疲労感にも似た倦怠感を全身にもたらし、疲れによる体調の不安定さから風邪を引いてしまうことはよくあります。しかしこれは疲労が生み出す間接的な症状に過ぎません。

根本的に疲労を引き起こしている一番の要因は「自律神経の疲れ」

身体の酷使による肉体的疲労も含めて、「疲労を起こす原因」を探っていく中で、疲労を感じるようになる一番の原因は「自律神経の疲弊や乱れ」であることはご存知でしょうか。

実は筋肉の酷使による疲労は、単純に筋肉に乳酸などの有害物質が溜まってしまうことも原因としてはありますが、それはあくまでも要因の一つに過ぎないのだということが、最近の研究結果からわかってきました。正確には疲労を生み出している一番の原因は、肉体の動きや呼吸や心拍数の安定のためにリアルタイムで調整を行っている自律神経中枢の疲弊であると言われています。

自律神経の乱れが更なる疲労を引き起こす悪循環に

自律神経が疲弊し乱れると、自律神経中枢に存在する細胞内のミトコンドリアが多くの酸素を取り込むことで「活性酸素」を発生させます。この活性酸素が脳に働きかけ、思考力の低下や頭痛といった「疲労症状」を招くと言われています。

また、身体全体の安定さをキープできなくなり、頭が重くなったり、発汗のコントロールが効かなくなって異常に汗をかいたり、呂律が回らなくなるなどの諸症状を引き起こします。自律神経は生活リズムを司っている神経系でもあり、自律神経が乱れると睡眠のリズムも乱れてしっかりと睡眠がとれず、疲労回復が難しくなります。

自律神経中枢の疲弊が引き起こす「自律神経失調症」が疲れの原因となり、新たに疲れを生み出すストレス要因ともなる悪循環をも生み出す危険性があるのです。

疲れが取れない時は、こんな方法がおすすめ!

それでは疲れが取れない時にはどういった対策を打つと良いのでしょうか。以下に詳しく見ていきましょう。

3-1.日中・昼間に短い仮眠をとるようにする
現代人は仕事が忙しく休む暇もない、といった人が多くいます。日々仕事に追われる中でも、気軽に疲労解消が期待できる方法はあります。それが「日中・昼間に15分〜20分程度の仮眠を取ること」です。

伏せ寝でもいいので、仕事のお昼休憩の時間などに20分ほどの仮眠を取ることで、疲労回復効果が期待でき、昼以降の集中力や生産性も高まることが期待できます。お昼休憩は同僚と賑やかにランチを楽しむという方も、疲れが蓄積し始めたら、時には一人になって仮眠を取ってみることも大切です。

長時間労働を強いられている場合は少しでも労働環境の改善を

現代人はただでさえ不規則な生活スタイルとなりがちで、特に働きすぎや人間関係のもつれやトラブルなどが原因でストレスを抱えやすいと良く言われます。特に働きすぎはお金を稼がなければならない義務感から、なかなか残業が続く状況を打破できずに負のスパイラルに落ちてしまう原因ともなり得ます。

不規則な労働や長時間に及ぶ労働が当たり前になってしまうと、睡眠不足はもとより食事も不規則かつジャンクなものになりがちで、身体に対して慢性的にストレスがかかってしまう原因となります。仕事が忙しい場合はこうした慢性的な不調に対して医師に診断書を書いてもらい、人材系の部署や上司に申し出るなどして労働環境の改善を図ってもらうようにすべきです。

適度な有酸素運動は疲労回復に効果が期待できる

疲労回復のために運動は逆効果なのでは、と思うかもしれませんが、適度な運動は身体の緊張状態をほぐし、血流や代謝の改善効果も期待でき、結果的に疲れを取ることに繋がっていく可能性があります。

ただし注意しなければならないのは、「適度な運動」かつ「有酸素運動」を程よい時間行うことが条件となります。自分を追い込み限界に挑戦するような「激しい運動」かつ「無酸素運動」はかえって疲労をひどくしてしまう可能性が高いので、避けるようにしましょう。

疲れが取れない時に効果の期待できる薬とは?

ここからは、疲れが取れないときに改善効果が期待できる薬をご紹介します。

疲労改善だけでなく自律神経も安定させてくれる「若甦(じゃっこう)」

まずは、疲労回復や滋養強壮に効くと言われている「若甦(じゃっこう)」からご紹介します。若甦は高麗人参を主成分とし、滋養強壮効果の他にも、不規則な食生活の中で足りなくなっている栄養素の補給や、自律神経系の働きの改善効果も期待できます。

疲労の原因となっている自律神経系の疲弊や乱れの改善だけでなく、胃腸の働きを活発化させる効能や、血流や代謝の促進の効能、翌日に疲れを引きずらない疲労回復効果など、さまざまな効能があると言われ、疲れが取れない方への強い味方となってくれる期待の高まる薬品となっています。

慢性疲労回復に期待!「レバコール」

第二種医薬品として販売されているビタミン含有保健薬「レバコール」も、慢性的な疲労感、特に虚弱体質が原因となって起こる諸症状に対して効果が期待できます。

レバコールは病中病後の栄養補給や肉体疲労の改善、抵抗力の低下が原因となって起こる咽頭炎や睡眠障害などを体力改善や疲労回復によって改善する効果が期待されている滋養強壮剤です。腸内環境の改善にも効果が期待され、こうした滋養強壮効果が結果的に腸内細菌の活性化にもつながります。

若者を中心に近年広がっている慢性疲労症候群の改善にも、滋養強壮効果が効くことが期待されている側面もあり、レバコールはその為の大きな力を提供してくれることが期待されます。腸内環境の改善も疲労回復に繋がる機体がありますので、ルテインなどの栄養豊富なサプリメントと併せて服用すると効果が高まる期待があります。

疲労からくる諸症状を改善する期待のある「感冒剤3号A」

感冒症状に効果が期待できる「感冒剤3号A」も疲労回復効果が期待できる薬品です。疲労が生み出す諸症状は風が生み出す諸症状と似通っている症状も多くあり、抵抗力の低下が風邪を招くというのも合わさって、感冒症状に効く薬を使うというのも一つの手です。

倦怠感や頭痛、発熱、鼻詰まり、そうした症状は慢性的な疲労による抵抗力低下が原因となって発生する恐れのある症状ですので、こうした症状による更なる疲労悪化の悪循環を断ち切るためにも、感冒剤3号Aには効果が期待できると考えられます。

まとめ

以上、疲労とは何かからはじまり、疲労の症状の具体例と対策、おすすめの薬まで一通り紹介してきました。疲労の根本には自律神経系の疲弊や乱れが大きく関係しているというのは中でも大きな発見だったのではないでしょうか。

静岡県裾野市の調剤薬局「金時堂 須賀薬局」では、処方箋による薬品調剤を行う調剤薬局でもありながら、第2種医薬品をはじめとするさまざまな市販品の薬品を多く販売しています。裾野市を中心として「最良の薬局」というコンセプトのもと、様々な薬品の販売と提供を通じて地域に広く貢献しています。

本記事で紹介した薬品も当薬局の人気ラインナップとなっており、自信を持っておすすめできます。他にも多くの豊富な薬品を取り揃えておりますので、ぜひ一度ご来店ください。

身体の違和感がある時の対処法…原因となる病気や対策、おすすめの薬を解説

身体の違和感がある時の対処法…原因となる病気や対策、おすすめの薬を解説

なんとなく身体がだるい、違和感がある、元気が出ない…そうした、特定の部位が痛むなどの、明確な症状はないけれど身体全体が本調子ではないときもあるでしょう。休むほどではないけれど、こうした違和感があると嫌な気分になりがちです。身体の違和感は、放っておくと慢性的な不調に発展する可能性もあります。

今回は、こうした身体の違和感について、具体的にどういう症状か、考えられる病気や対策、おすすめの薬を解説していきます。

「身体の違和感」はどういった症状?

まずは、身体の違和感とはどういった症状なのでしょうか。どこが不調なのかはっきりしないのが身体の違和感ではありますが、例えば以下のような症状が考えられます。

  • 胃腸の調子が何となく思わしくない
  • 手足が痺れたり痛んだりする
  • 頭痛やめまいがする
  • 首や肩が凝っている気がする
  • 身体が重い、怠い、気分が悪い
  • よく眠れない

こうした、抽象的ではありますが身体の調子が思わしくなく、違和感が続いている、そうした症状は普通の人でも日常的に起こりうることです。

身体に違和感がある時に考えられる病気とは?

それでは、こうした身体の違和感を引き起こしていると考えられる病気には、どういったものがあるのでしょうか。

全身の不調や倦怠感は「自律神経失調症」が原因?

自律神経失調症は、生活習慣が不規則になったときや、継続的にストレスを抱えたときに発症してしまう病気で、自律神経系のバランスが崩れてしまうことが原因となって身体のさまざまな部位に不調をもたらします。例えば、先程解説した考えられる症状のうち、そのすべてが自律神経失調症によって起こりえます。

自律神経失調症が引き起こす症状は本当にさまざまで、頭痛、耳鳴り、微熱、動悸、息切れ、吐き気、便秘、肩こり、生理不順など身体のあらゆる部位で起こりえます。自律神経がやられてしまうと精神症状が出るのも特徴で、何となくイライラする、やる気が出ない、不安感に襲われる、集中力が低下するなどの精神的な不調も合併して出てしまうのが厄介です。

胃腸周りの不調は「機能性胃腸症」が原因?

たとえば、「胃腸の調子が悪い」時、内科で内視鏡検査などの詳細な検査を行っても特別異常はないものの、なんとなく胃の痛みやもたれを感じてしまうといった場合に考えられるのが「機能性胃腸症(FD)」です。

かつては代替する既存の症状として「慢性胃炎・胃無力症・胃痙攣・神経性胃炎」などと診断されるケースが多かったのですが、今では胃の粘膜に異常がないこうした症状を機能性胃腸症と診断し、痛みなどの症状をヒアリングしてそれにあった治療を行うようになりました。

微熱や倦怠感、関節痛が伴う場合は「感冒症(風邪)」も考えられる

日常的に発生する可能性が大きい病気である「感冒症」いわゆる風邪も、こうした身体の違和感、特に微熱や、めまい、倦怠感など全身症状を引き起こします。明確に咳やくしゃみ、鼻水が出るなどの症状があれば風邪と認識される傾向にありますが、特に咳などがなくても風邪の可能性は十分にありえます。

身体の違和感を解消するにはこんな方法がおすすめ!

どうしようもない身体の違和感に悩まされているときは、以下のような対策を行うと改善が期待できます。

規則正しい生活習慣を心がけ、身体にストレスを与えない

身体の違和感、特に消化器系や自律神経系の症状を改善するためには、ゆっくり多めの睡眠を取り、規則正しい時間にバランスの取れた食事を摂るよう心掛けることで改善が期待できます。なぜならこうした身体の違和感にはストレスが原因となる病気が多いからです。

特に胃腸はストレスと直結して、ストレスに比例して症状が悪化する危険性がある繊細な部位であり、腸内環境を整え、腸内細菌を活性化させるためにはストレス改善が欠かせません。上記のように規則正しい食事を心がけ、不規則な生活や暴飲暴食を避けることだけでも、腸内環境には良い効果が期待できます。バランスのとれた食事が足りないと感じたら「ルテイン」などの葉菜に含まれる栄養素を含有するサプリメントなどで補うのも良いかもしれません。

入浴・食事・睡眠などのリラックスタイムに多くの時間をかける

入浴や食事、睡眠の時間は、身体のストレスを解消する時間でもあります。こうした時間が最低限になってしまうと、筋肉が常にこわばり血流が悪くもなりますし、内臓系や筋骨格系など全身に対する負荷が大きくなって、身体に対するストレスが慢性的なものとなってしまいます。

まずは余暇の時間が少しでも増やせるようにすぐにでも動くべきです。早食いは胃腸に負荷をかけますし、カラスの行水のような入浴は身体を温められません。身体を暖めるだけでもずいぶんと変わりますので、入浴や食事にはたっぷり時間をかけ、精神的にもリラックスできる時間をできる限り増やしましょう。

程よい運動で血流や代謝の改善、ストレス解消を

程よい運動を行うことも大切です。身体を定期的に動かすことで特に精神的ストレスがスッキリすることが期待できますし、程よい運動によって筋肉がほぐれ、血流や代謝の改善も期待できます。

身体の違和感に対して効果が期待できる薬とは?

それでは、こうした身体の違和感解消に効果が期待できる薬にはどういったものがあるのでしょうか。以下に見ていきましょう。

疲労改善・栄養補給・体力増進に!「若甦(じゃっこう)」

まずは、滋養薬品として人気の高い「若甦(じゃっこう)」をご紹介しましょう。若甦は、身体の中から元気をもたらし、ストレス社会と言われる現代社会を生き抜く人々には欠かせない滋養強壮剤です。

若甦の主成分は高麗人参で、薬用人参の中でも稀少性が高いと言われる「6年根」が用いられています。そうした薬膳効果の期待できる若甦の効能として言われているのは以下のようなものです。

  • 食事が不規則な方や食欲がない方への「栄養補給」
  • 疲労感がずっと残っている方への「疲労改善」
  • 病後の改善が遅い方への「体力回復」

バランスの良い食事を摂ることが難しい、疲労感が抜けない、元気が出ないなどの場合にも、滋養強壮剤「若甦」はこうしたさまざまな効能を発揮するということが期待されています。同時にストレス症状の改善にも効果が期待できるので、自律神経系にも良いとされています。

特に虚弱体質への効果に期待!「レバコール」

ビタミン含有保健薬「レバコール」も、こうした身体の不調に対して効果が期待できます。レバコールは特に「虚弱体質」に対して強い効果が期待され、胃腸などの弱い方の原因としても虚弱体質が挙げられるので、胃腸の調子を整えたいといった方に特におすすめです。

また、滋養強壮剤としても知られており、肉体疲労改善、病中病後の栄養補給、胃腸障害の改善、発熱、妊娠授乳期の際の栄養補給など、さまざまな効果が期待できます。

感冒剤3号A

薬局製剤の中でも感冒症状に効果が期待できるのが「感冒剤3号A」です。そっけない名前ですが、その効果はさまざまに期待できます。特に、咳やくしゃみ、鼻づまり、発熱、頭痛、関節や筋肉の痛みなど風邪の諸症状に対するものが代表的です。

12歳未満の小児は服用できず、また15歳未満の場合は大人の服用量の半分しか服用してはいけないことになっています。

まとめ

以上、「身体の違和感」についてその症状や原因となる病気、対策、おすすめの薬などを網羅的に紹介していきました。しかし身体の違和感は非常に多岐に渡るもので、紹介しきれなかった病気も多くあります。

少しでも違和感を覚えたら、すぐに医療機関に受診し、症状を診てもらうのが最善の策ですが、どうしても時間が取れない場合には、対策や紹介した薬を試してみましょう。

静岡県裾野市にある「金時堂 須賀薬局」では、処方箋による調剤薬局としても知られていますが、一般的な風邪薬などの第2種医薬品から、化粧品や美容製品なども販売しており、地域名の通りに「裾野の広い」薬局となっています。

この記事でご紹介した薬は全て販売されており、人気評判ともに高いラインナップとなっていますので、身体の違和感に悩んでいる方は、ぜひ一度ご来店ください。

規則正しい生活とは?正しい生活リズムと改善の仕方について

規則正しい生活とは?正しい生活リズムと改善の仕方について

心身の健康にさまざまな影響をおよぼす生活リズムの乱れ。最近寝付きが悪いとか、朝気持ちよく起きられないとか、寝ても疲れが取れない、というようなことはないでしょうか。ストレスや疲れがたまっていると感じたら、普段の生活リズムの乱れが原因であることも考えられます。朝起きてから夜寝るまでの生活のリズムを改善して、健康的な毎日を送ってみませんか。

決まった時間に起きる

あなたは最近疲れていませんか?毎日ちゃんと眠れていますか?

起床時間がバラバラだったり、寝る時間が毎日違ったりと、不規則な生活は睡眠の質を低下させてしまいます。睡眠の質が下がることは、集中できなかったり、疲れやすかったりと、いいことがありません。

快適な睡眠をとるためには、朝が大切です。まずは、決まった時間に起きる習慣を身につけましょう。無理矢理起きるよりは、朝日を浴びて自然に起きられるのがベストです。仕事で夜が遅い方は、無理して早起きしなくて大丈夫です。無理に早起きするよりも、「毎日同じリズムで生活する」ことが重要です。

朝型生活の効果

朝日を浴びて体内時計をリセット

朝起きたら、なるべく外や窓の近くで、太陽の光を浴びてください。朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。それを習慣化することで、生活リズムも安定します。朝のすがすがしい空気を深呼吸することで、心身のバランスが整います。

朝食をきちんととる

毎日朝食をきちんととることは、健康的な生活を送る第一歩です。忙しい朝でも、手軽に食べられる物を食べることで、1日の活動が始まります。朝は食欲がないという人は、味噌汁やヨーグルトなど、簡単に食べられるものを食べましょう。

朝から元気に活動できる

朝から快適な1日を始めるには、すっきり目覚められるかどうかがポイントです。毎日、決まった時間に起きるには、睡眠時間をしっかり確保してください。朝からてきぱきと行動できると、仕事や勉強もはかどります。

昼間の活動

運動習慣がある人には、不眠の方は少ないそうです。とくに、習慣的な運動は、快適な睡眠に効果があるようです。激しい運動は逆に睡眠を妨げることにもなりかねません。負担が少なくて長続きするような、たとえば早足の散歩や軽いランニングなど、適度に身体を動かすのが大切です。

忙しくて運動する時間がなかなかとれないようであれば、意識的に階段で上り下りしたり、公園や街を散歩したりする習慣を身につけましょう。

夕方から寝るまで

夜、寝付きをよくしたいのであれば、夕方から徐々に活動を控えめにしましょう。夜の時間をゆったり過ごすことで、質の良い睡眠を取ることができます。

夕食は早めに

食事をとって直ぐに寝ると、消化にエネルギーを使ってしまうため、睡眠の質が下がると言われています。食事を消化する時間を考えると、夕食は寝る3時間前までに食べるのが良いでしょう。

お風呂は寝る90分前までに入る

夕食を食べ終わったら、入浴の時間です。ただし、食事後に直ぐ入浴すると、消化の妨げになりますので、食後1時間くらいたってから入浴するようにしましょう。

また、寝る直前にお風呂に入ると、暑くて寝付けなくなることもあります。眠りに入りやすい状態は、お風呂に入った後、体温が下がったころが一番良いと言われています。布団に入る90分~2時間前を目安にお風呂に入ると良いでしょう。お風呂はぬるめの温度で入ることで、身体もリラックスします。

就寝

次の日のために、余裕を持って布団に入るようにしてください。次の日の朝、すっきり起きるためにも、早めに寝ることは大切です。

毎日同じ時間帯に起きる習慣が身についてきたら、次は就寝時間を守ることを心がけましょう。就寝時間が毎日異なると、脳も混乱してしまいます。規則正しい睡眠は、健康的な生活には欠かせません。

また、眠りにつくまでの間に、布団の中でスマホを操作する方も多いかと思います。ですが、これは快適な睡眠にとって悪影響を与えます。スマホの画面から発生するブルーライトは、睡眠のリズムを乱してしまいます。

ブルーライトが睡眠に悪影響を及ぼすということを頭に入れて、就寝前の1時間はスマホを操作しないようにするなど、ルールを決めると良いでしょう。

快適な睡眠環境を作ることも大切です。適度な温度のお風呂に入った後は、リラックスできる音楽を聴くのもいいですし、部屋の温度や暗さをほどよく調整するなど、いろいろと工夫してみましょう。

まとめ

規則正しい生活リズムは、無理なく続けることが大切です。毎日できることから少しずつ取り組んで、毎日が健康的に過ごせるよう、生活リズムを改善するようにしましょう。
なかでも、規則正しい睡眠は、規則正しい生活をおくるための基本です。毎日の生活リズムを崩さないように、また睡眠不足にならないように、早寝早起きを心がけましょう。

「金時堂 須賀薬局」は、昔ながらの相談薬局として、薬を通し、皆様に喜び・幸せ・癒し・笑顔を伝える薬局を目指しています。生活リズムの改善について、わからないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。