身体の違和感がある時の対処法…原因となる病気や対策、おすすめの薬を解説

身体の違和感がある時の対処法…原因となる病気や対策、おすすめの薬を解説

身体の違和感がある時の対処法…原因となる病気や対策、おすすめの薬を解説

なんとなく身体がだるい、違和感がある、元気が出ない…そうした、特定の部位が痛むなどの、明確な症状はないけれど身体全体が本調子ではないときもあるでしょう。休むほどではないけれど、こうした違和感があると嫌な気分になりがちです。身体の違和感は、放っておくと慢性的な不調に発展する可能性もあります。

今回は、こうした身体の違和感について、具体的にどういう症状か、考えられる病気や対策、おすすめの薬を解説していきます。

「身体の違和感」はどういった症状?

まずは、身体の違和感とはどういった症状なのでしょうか。どこが不調なのかはっきりしないのが身体の違和感ではありますが、例えば以下のような症状が考えられます。

  • 胃腸の調子が何となく思わしくない
  • 手足が痺れたり痛んだりする
  • 頭痛やめまいがする
  • 首や肩が凝っている気がする
  • 身体が重い、怠い、気分が悪い
  • よく眠れない

こうした、抽象的ではありますが身体の調子が思わしくなく、違和感が続いている、そうした症状は普通の人でも日常的に起こりうることです。

身体に違和感がある時に考えられる病気とは?

それでは、こうした身体の違和感を引き起こしていると考えられる病気には、どういったものがあるのでしょうか。

全身の不調や倦怠感は「自律神経失調症」が原因?

自律神経失調症は、生活習慣が不規則になったときや、継続的にストレスを抱えたときに発症してしまう病気で、自律神経系のバランスが崩れてしまうことが原因となって身体のさまざまな部位に不調をもたらします。例えば、先程解説した考えられる症状のうち、そのすべてが自律神経失調症によって起こりえます。

自律神経失調症が引き起こす症状は本当にさまざまで、頭痛、耳鳴り、微熱、動悸、息切れ、吐き気、便秘、肩こり、生理不順など身体のあらゆる部位で起こりえます。自律神経がやられてしまうと精神症状が出るのも特徴で、何となくイライラする、やる気が出ない、不安感に襲われる、集中力が低下するなどの精神的な不調も合併して出てしまうのが厄介です。

胃腸周りの不調は「機能性胃腸症」が原因?

たとえば、「胃腸の調子が悪い」時、内科で内視鏡検査などの詳細な検査を行っても特別異常はないものの、なんとなく胃の痛みやもたれを感じてしまうといった場合に考えられるのが「機能性胃腸症(FD)」です。

かつては代替する既存の症状として「慢性胃炎・胃無力症・胃痙攣・神経性胃炎」などと診断されるケースが多かったのですが、今では胃の粘膜に異常がないこうした症状を機能性胃腸症と診断し、痛みなどの症状をヒアリングしてそれにあった治療を行うようになりました。

微熱や倦怠感、関節痛が伴う場合は「感冒症(風邪)」も考えられる

日常的に発生する可能性が大きい病気である「感冒症」いわゆる風邪も、こうした身体の違和感、特に微熱や、めまい、倦怠感など全身症状を引き起こします。明確に咳やくしゃみ、鼻水が出るなどの症状があれば風邪と認識される傾向にありますが、特に咳などがなくても風邪の可能性は十分にありえます。

身体の違和感を解消するにはこんな方法がおすすめ!

どうしようもない身体の違和感に悩まされているときは、以下のような対策を行うと改善が期待できます。

規則正しい生活習慣を心がけ、身体にストレスを与えない

身体の違和感、特に消化器系や自律神経系の症状を改善するためには、ゆっくり多めの睡眠を取り、規則正しい時間にバランスの取れた食事を摂るよう心掛けることで改善が期待できます。なぜならこうした身体の違和感にはストレスが原因となる病気が多いからです。

特に胃腸はストレスと直結して、ストレスに比例して症状が悪化する危険性がある繊細な部位であり、腸内環境を整え、腸内細菌を活性化させるためにはストレス改善が欠かせません。上記のように規則正しい食事を心がけ、不規則な生活や暴飲暴食を避けることだけでも、腸内環境には良い効果が期待できます。バランスのとれた食事が足りないと感じたら「ルテイン」などの葉菜に含まれる栄養素を含有するサプリメントなどで補うのも良いかもしれません。

入浴・食事・睡眠などのリラックスタイムに多くの時間をかける

入浴や食事、睡眠の時間は、身体のストレスを解消する時間でもあります。こうした時間が最低限になってしまうと、筋肉が常にこわばり血流が悪くもなりますし、内臓系や筋骨格系など全身に対する負荷が大きくなって、身体に対するストレスが慢性的なものとなってしまいます。

まずは余暇の時間が少しでも増やせるようにすぐにでも動くべきです。早食いは胃腸に負荷をかけますし、カラスの行水のような入浴は身体を温められません。身体を暖めるだけでもずいぶんと変わりますので、入浴や食事にはたっぷり時間をかけ、精神的にもリラックスできる時間をできる限り増やしましょう。

程よい運動で血流や代謝の改善、ストレス解消を

程よい運動を行うことも大切です。身体を定期的に動かすことで特に精神的ストレスがスッキリすることが期待できますし、程よい運動によって筋肉がほぐれ、血流や代謝の改善も期待できます。

身体の違和感に対して効果が期待できる薬とは?

それでは、こうした身体の違和感解消に効果が期待できる薬にはどういったものがあるのでしょうか。以下に見ていきましょう。

疲労改善・栄養補給・体力増進に!「若甦(じゃっこう)」

まずは、滋養薬品として人気の高い「若甦(じゃっこう)」をご紹介しましょう。若甦は、身体の中から元気をもたらし、ストレス社会と言われる現代社会を生き抜く人々には欠かせない滋養強壮剤です。

若甦の主成分は高麗人参で、薬用人参の中でも稀少性が高いと言われる「6年根」が用いられています。そうした薬膳効果の期待できる若甦の効能として言われているのは以下のようなものです。

  • 食事が不規則な方や食欲がない方への「栄養補給」
  • 疲労感がずっと残っている方への「疲労改善」
  • 病後の改善が遅い方への「体力回復」

バランスの良い食事を摂ることが難しい、疲労感が抜けない、元気が出ないなどの場合にも、滋養強壮剤「若甦」はこうしたさまざまな効能を発揮するということが期待されています。同時にストレス症状の改善にも効果が期待できるので、自律神経系にも良いとされています。

特に虚弱体質への効果に期待!「レバコール」

ビタミン含有保健薬「レバコール」も、こうした身体の不調に対して効果が期待できます。レバコールは特に「虚弱体質」に対して強い効果が期待され、胃腸などの弱い方の原因としても虚弱体質が挙げられるので、胃腸の調子を整えたいといった方に特におすすめです。

また、滋養強壮剤としても知られており、肉体疲労改善、病中病後の栄養補給、胃腸障害の改善、発熱、妊娠授乳期の際の栄養補給など、さまざまな効果が期待できます。

感冒剤3号A

薬局製剤の中でも感冒症状に効果が期待できるのが「感冒剤3号A」です。そっけない名前ですが、その効果はさまざまに期待できます。特に、咳やくしゃみ、鼻づまり、発熱、頭痛、関節や筋肉の痛みなど風邪の諸症状に対するものが代表的です。

12歳未満の小児は服用できず、また15歳未満の場合は大人の服用量の半分しか服用してはいけないことになっています。

まとめ

以上、「身体の違和感」についてその症状や原因となる病気、対策、おすすめの薬などを網羅的に紹介していきました。しかし身体の違和感は非常に多岐に渡るもので、紹介しきれなかった病気も多くあります。

少しでも違和感を覚えたら、すぐに医療機関に受診し、症状を診てもらうのが最善の策ですが、どうしても時間が取れない場合には、対策や紹介した薬を試してみましょう。

静岡県裾野市にある「金時堂 須賀薬局」では、処方箋による調剤薬局としても知られていますが、一般的な風邪薬などの第2種医薬品から、化粧品や美容製品なども販売しており、地域名の通りに「裾野の広い」薬局となっています。

この記事でご紹介した薬は全て販売されており、人気評判ともに高いラインナップとなっていますので、身体の違和感に悩んでいる方は、ぜひ一度ご来店ください。